静岡に夜間中学を作ろう
2009年 10月 19日
私たちは、静岡県内に2~3カ所の夜間中学(中学校夜間学級)が設置されることを目指しています。現在、静岡県内には夜間中学が一つもありません。
(夜間中学は全国に35校。内訳は、東京8、神奈川6、千葉1、大阪11、兵庫3、京都1、奈良3、広島2校となっています)
夜間中学とは、正規の中学校の夜間部です。
ここに在籍して学ぶことにより、中学校の卒業証書を得ることができます。
戦後に制度が作られた当初は、主として第二次大戦期の混乱で義務教育課程を修了できなかった社会人を対象としていましたが、現在ではほとんどの在籍者が日本語の読み書きが不十分な外国人青年たちです。そのため多くの夜間中学では、外国人のための日本語カリキュラムが用意されています。
静岡県には約10万人の外国人が暮らしていて、その内の約5万人がブラジル人です。
彼らの子弟が教育を受ける環境は必ずしも十分なものとはいえず、「子どもの権利条約28条1項(a)に抵触しているのではないか」という指摘すら、内外から出ているのが現状です。
現在、就学年齢(6歳から15歳)の外国人児童生徒が日本の学校に通学できるよう、国際移住機関・国・県・市などがさまざまなプログラムを実施していますが、就学年齢を過ぎた青年たちへの公のサポートはほとんどありません。
中学校を卒業しないまま(そして日本語の読み書きが不十分なまま)、社会人となった彼らは、リーマンショック以降の雇用情勢の中で、特に厳しい立場に追いやられています。
私たち「プラットフォーム静岡」は、静岡県に暮らす中卒資格を持たない外国人の青年たちに公平な進学・就職の機会を保障するために夜間中学の開設が望ましいと考え、以上のような提言を行っていくことにしました。
(夜間中学は全国に35校。内訳は、東京8、神奈川6、千葉1、大阪11、兵庫3、京都1、奈良3、広島2校となっています)
夜間中学とは、正規の中学校の夜間部です。
ここに在籍して学ぶことにより、中学校の卒業証書を得ることができます。
戦後に制度が作られた当初は、主として第二次大戦期の混乱で義務教育課程を修了できなかった社会人を対象としていましたが、現在ではほとんどの在籍者が日本語の読み書きが不十分な外国人青年たちです。そのため多くの夜間中学では、外国人のための日本語カリキュラムが用意されています。
静岡県には約10万人の外国人が暮らしていて、その内の約5万人がブラジル人です。
彼らの子弟が教育を受ける環境は必ずしも十分なものとはいえず、「子どもの権利条約28条1項(a)に抵触しているのではないか」という指摘すら、内外から出ているのが現状です。
現在、就学年齢(6歳から15歳)の外国人児童生徒が日本の学校に通学できるよう、国際移住機関・国・県・市などがさまざまなプログラムを実施していますが、就学年齢を過ぎた青年たちへの公のサポートはほとんどありません。
中学校を卒業しないまま(そして日本語の読み書きが不十分なまま)、社会人となった彼らは、リーマンショック以降の雇用情勢の中で、特に厳しい立場に追いやられています。
私たち「プラットフォーム静岡」は、静岡県に暮らす中卒資格を持たない外国人の青年たちに公平な進学・就職の機会を保障するために夜間中学の開設が望ましいと考え、以上のような提言を行っていくことにしました。
by pla-shizu
| 2009-10-19 21:17
| 政策提言